E-Park(イーパーク)について、当社のクライアントからも、様々な声(主に苦情・不満)を聞きます。
集客サイトE-Parkを利用してわかったこと(メリット・デメリット)
そこで今回は、利用者の声、ネットからの情報も集めて、E-Park(イーパーク)について、メリット・デメリットなど含めて、詳しく書いていきたいと思います。
簡単に集客サイトに登録できる
まず、E-Park(イーパーク)の利用メリットとして挙げられるのは、やはり「簡単に集客サイトに登録できること」です。
特に開業当初はお客さんがいないお店ほど、集客が欲しいわけですから、E-Park(イーパーク)など集客サイトを利用することが考えられます。
ある程度の費用を払えば、すぐにでも集客サイトに、あなたのお店が掲載されるので、E-Park(イーパーク)を検討する方も多いでしょう。
当初は集客に期待してしまう
特に開業当初は、右も左もわからない状況の方も多く、E-Park(イーパーク)での集客に期待してしまうものです。
しかし、世の中そう簡単にうまくいくわけもなく、E-Park(イーパーク)に掲載開始したからといって、必ずしもうまく行くわけでは当然ありません。
最初だけ営業がすぐに来る
E-Park(イーパーク)など、集客サイトの営業は、呼べば当日にでも、すぐに来てくれます。
それは至極当然のことで、相手にも営業ノルマがあり、顧客を獲得したいからこそ、こちらから呼ばずとも、しつこいくらいに営業電話が来ます。
初期費用も月額費用もかかる
当然、E-Park(イーパーク)掲載にも費用がかかります。
個人店向けのライトプランが、初期費用30,000円+月額12,800円。
複数店舗経営向けのフルプランが、初期費用50000円+月額23,000円
引用元:http://blog.livedoor.jp/onigiri_ca/archives/52139635.html
様々な声やネットからの情報でも、初期費用や月額費用で数万円程度かかることがわかります。
ちなみに、こちらの引用元は、2017年の記事投稿にも関わらず、読者からの悲痛な声(主にクレーム)が数年経過しても書き込まれていることに驚きです。
新規客は、さらに手数料がかかる
「1件予約があるごとに手数料で2,500円取られるんです」
引用元:https://ameblo.jp/onnafutarigurashi/entry-12360664584.html
さらに、E-Park(イーパーク)では、そのほかにも、新規予約が1件入ることに、手数料2,750円(税込)でかかると言われています。
通話料金が発生することも?!
電話問い合わせだけでも30秒を過ぎただけで2000円請求されます。
30秒以内で終わらせない事が良くないと2000円請求されました。引用元:https://finance.yahoo.co.jp/card-loan/experts/questions/q11189750996
また、それだけではなく、例えばお客さんから電話で問い合わせがあった場合には、通話時間によって、別途費用が発生するとの情報もあります。
お客さんがキャンセルしても費用が発生することも?!
「客が予約してもキャンセルされたら2000円徴収される。」
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10191078665
これは、必ずしもE-Park(イーパーク)だけのせいではないかもしれませんが、お客さんが予約をキャンセルした場合も、手数料がかかる可能性があるようです。
ドタキャン・無断キャンセルも多い?!
「ドタキャンセル 無断キャンセルは多いです。」
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13194927463
また、そもそもE-Park(イーパーク)では、ドタキャンや無断キャンセルする方も少なくないようで、E-Park(イーパーク)での集客に苦労している方もいらっしゃいます。
年単位の縛りがある
「7年契約で、よくよく考えたらやはり危険だなと思い、本日解約を申し出ました。」
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12232518807
E-Park(イーパーク)には年単位の契約で、お店によっては7年契約の方もいるようです。
途中解約の場合は違約金がかかる(残りの掲載料支払い)
「お客様は、違約金として、お客様の店舗に適用される本契約期間の利用料金の総額に相当する金員を支払うことを了解し、これに同意します。」
引用元:https://www.peakmanager.jp/terms/
なお、E-Park(イーパーク)で年契約した場合は、途中解約すると違約金として、契約期間の利用料金は全額支払わねばなりません。
つまり、途中解約しても、契約した期間分は使用せずとも、支払いが生じるのです。
『ex. 例えば12月31日までの契約ならば、10月31日に途中解約しても、12月31日までの費用支払いが発生する。』
早くE-Parkから解放されたい
「早くEPARKから解放されたいです。」
引用元:https://www.telnavi.jp/phone/0120398011
このように、お店によっては、年契約で掲載しているだけで、集客につながらないことから、「早くEPARKから解放されたい」との声も上がっています。
契約終了するとE-Parkは一切使えなくなる
「本契約が契約期間満了または解除により終了した場合、本契約に基づきEPARKがお客様に許諾したライセンスは直ちに終了します。」
引用元:https://www.peakmanager.jp/terms/
なお、E-Park(イーパーク)を解約した場合は、E-Park(イーパーク)でのシステムは使えなくなり、掲載も終了します。
高額クーポン、キャシュポ目当てのお客さんが多い
E-Park(イーパーク)では、ユーザーがE-Park(イーパーク)のサービスを利用してもらうために、高額クーポンやキャッシュバックを頻繁に行っています(まるでバナナの叩き売り?!)。
4000円・5000円割引クーポンや、1,000円キャッシュバックなど行っているので、E-Park(イーパーク)では、高額クーポン、キャシュポ(キャッシュバック)目当てのお客さんも多いのです。
リピートに繋がりにくい
自店の客層と全く合わず、リピートには全く繋がりません。
引用元:https://minhyo.jp/epark?page=2
つまり、安さを求めて利用するお客さんも相当数いるために、E-Park(イーパーク)では、リピートに繋がりにくいこともあり、実際にリピート率の悪さで不満を漏らす方も少なくありません。
とにかく使いづらいしわかりにくい
「これはわざとなのか、本当に中の人がバラバラに動いてるのかわからないが、デザイン的にひどくわかりにくい。」
引用元:https://minhyo.jp/epark?page=2
また、E-Park(イーパーク)には「PeakManager(ピークマネージャー)」というリラク&エステサロン管理システムがあるのですが、「とにかくわかりずらく、使いづらい」という声が上がっています。
これは原因の一つに、システム管理が複雑で操作がしずらく、わかりにくいことが挙げられると思います。
そもそもE-Parkはユーザーにとって見にくい
また、E-Park(イーパーク)は、お店側だけではなく、「ユーザーにとっても使いにくい」と個人的に思います。
例えば、上記のように、スマホでE-Park(イーパーク)を利用して、行きたいお店を探すにしても、希望する地域で好みのお店を見つけることが、なかなかできません。
きちんとジャンルでお店が分けられておらず、ただメニュー金額で羅列されている状況が、見づらくしているように感じます。
全くフォローがない
「担当者は約束も全く守らず、電話も出ず、逃げ回っています。」
引用元:https://minhyo.jp/epark?page=2
E-Park(イーパーク)は、最初だけ営業がすぐに来てくれますが、「その後のフォローがない」と不満を漏らすお店も少なくありません。
メニューの値引き、割引クーポンの作成を提案される
「メニューの値引き、割引クーポンの作成を提案してきます。」
引用元:https://minhyo.jp/epark?page=2
一方で、E-Park(イーパーク)で集客できないので、何か提案を求めても、「メニューの値引き、割引クーポンの作成」を提案されることが少なくありません。
しかし、ただでさえ低価格メニューで、新規獲得の際に手数料を取られるとなってしまっては、なかなか値引きをするのも難しいです。
それに、さらに値引きすると、安さだけを求めた、リピートに繋がらない新規客ばかりになってしまいます。
オプション追加の営業が絶えず来る
そのほかには、提案ではなくオプション追加の営業が来ます。
例えば、上位プランのオプション追加であったり、GoogleMyBusinessと連携させた予約システムのオプション追加だったりと、お店にとっては、さらにお金だけかかる提案(営業?)ばかりされることがあるといいます。
GoogleMapでの底評価が酷すぎる
ちなみに、GoogleMapで、「E-Park」を検索してみると、やたらと評価が低いのも気になります。
・情報媒体なのに口コミのコントロールが異常。不評の口コミは全て非掲載。口コミの意味なし
・営業が幼稚で酷い
・なぜこのような会社が存続できるのか不思議でなりません。
・極めて悪質な集客・予約代行業者
というような、ひどい口コミばかり目立つ状況です。
「よくもこれほどまで酷い口コミを書かれたものだ」と驚きますが、相当ネット上では、E-Park(イーパーク)の悪い評判や憎まれていることが知れます。
E-Parkからの集客を減らす方法
このように、E-Park(イーパーク)を実際に利用してみて、残念に思っている、後悔を感じているお店も少なくありません。
もし、既にE-Park(イーパーク)と契約していて、なるべくE-Park(イーパーク)からの集客を減らしたいならば、下記のような方法があります。
予約可能時間を減らす
一つは、予約可能時間を減らすこと。
予約できる時間を減らせば、リピートに繋がらない新規客を防げます。
高い料金設定
そのほかには、高い料金設定をすること。
安さばかり求めるお客さんが来ないように、あらかじめ高めのメニュー料金を設定しておくのです。
ただしE-Parkだけ高い金額設定をしてはいけない
「ホットペッパービューティに記載している同メニューの金額よりも高い金額でメニューを出さないでください、と強制されます。」
引用元:https://minhyo.jp/epark
ただし、上記にもあるように、他の集客サイトのメニュー金額よりも高い金額で掲載できない場合もありますので、金額設定については十分に注意しましょう。
自動更新されるので解約時期をしっかり把握しておこう
「本契約期間が満了する前にお客様が理由なく本契約の解除を希望する場合、お客様がEPARKに対し、書面により60日前までに予告通知を行うこと」
「本契約を解約する意思を書面にて通知しない場合には、本契約は12カ月の期間をもって自動的に更新されます」
引用元:https://www.peakmanager.jp/terms/
なお、E-Park(イーパーク)は、何も言わないと自動更新されます。
「辞める3ヶ月前に解約の手続きをしないと自動で1年更新になるとのこと」
引用元:https://www.telnavi.jp/phone/0120398011
E-Park(イーパーク)を解約するためには、「契約更新の3ヶ月前に解約の手続きに必要がある」との声もありますが、解約期限については、予め営業担当者や契約書などで、よく確認しておきましょう。
GoogleマイビジネスをE-Parkと連携すべきではない
ちなみに、当社にもE-Park(イーパーク)の営業から、GoogleマイビジネスとE-Park予約システムの連携に関する営業が来ます。
しかし、個人的に「契約の必要はない」と考えます。
なぜならば、Googleマイビジネスから集客できるのであれば、E-Parkとは全く関係ないことであり、わざわざE-Park予約システムを使わずとも、電話なりメールなりで問い合わせしてもらえばいいからです。
特に顧客が少ないうちは、わざわざ高いシステム導入費をかける必要はないでしょう。
集客サイトで採算取れないお店もかなり多い
また、E-Parkのような集客サイトを使っても、結局集客できず費用ばかりかかり、採算の取れていないお店も少なくありません。
無理して口コミを書いてもらわないといけない
結局のところ、集客サイトというのは、口コミありきな面もあります。
つまり、無理をしてでも口コミを書いてもらわないといけないことに、何か矛盾や虚しさを感じてしまうのも、無理はないことです。
一種のステマに走らざるおえない状況に、嫌気をさすオーナー様も少なくないのです。
そのようなお店は、インスタやLINEなどSNSを使ったり、ホームページや紹介で集客しているところも多いです。
集客サイトで活用できることは限られている
実際に集客サイトを使っても、既に多くのライバル店が掲載されており、サイト内で使える機能も、契約プランによって分かれていて、利用制限があります。
わざわざ高いお金を払っても、うまく使えずに、集客できていないお店も多いわけです。
集客サイトの契約はかなり慎重に行うべき
これらを見てもわかるように、E-Parkでの契約に後悔されている方も少なくはありません。
ただ一方で、集客サイトでうまく集客できているお店が全くないとは言えません。
ですから、集客サイトを利用するかは、慎重に検討することです。
集客サイトに頼らない集客を目指すべき
もし、これから集客を本気でしていくならば、安易に集客サイトばかり頼らずに、SNSやホームページなどからの集客も目指すべきです。
むしろ、手軽に集客しようと安易に考えているからこそ、成果の上がらない集客サイトに頼らざるおえないのかもしれません。
あなたのお店がお客さんに何を提供できるのか、他店とは何が違うのか、戦略的にもよく考えて経営していくことが、集客で成功させるためにも、とても大事なのです。
決して安易に集客サイトだけに頼らないようにしましょう。