弊社がSEO対策などの面でコンサルをしていて、ときたま思うのが、「コンサルティングを信用していないひとも少なくない」ということです。
また、そういうひとほど、会社の経営でも苦しい状況に陥っていることが多いのです。
コンサルティングは詐欺なのか
コンサルティングは、特に資格を有していなくても仕事を請け負うことが可能なためか、コンサル業を疑うひとも少なくありません。
ネットを見ると、「コンサルは詐欺」とか「悪質なコンサルティングの見分け方」というようなネガティブな話題が目につきます。
確かに、世の中には悪質なコンサルも少なくないかもしれません。
しかし、一方で「本当にクライアントの役に立ちたい」と思うコンサルティングもいることを知っていただきたいです。
コンサルティングの仕事は、決して詐欺のような仕事ではありません。
最初からコンサルを信用せず、敵対視するひとが多い
コンサルティングに対してネガティブなイメージを抱くひとは、最初から敵対視しているひとも多いです。
そのようなひとは、騙されないように、コンサルのあら探しをしようとすることもあります。
ただ、本当に役に立ちたいと思うコンサルの立場から見ると、そうやって疑いの目で見られると、なかなか仕事が進まないのです。
なので、理解してもらうのが難しいと感じた場合は、弊社でもコンサルティングは請け負わないようにしています。
コンサルにも頼れず、結局倒産していく会社も多い
また、そのようにコンサルを疑いの目で見て、信用しないひとは、結局誰にも頼れずに会社をたたむことになってしまうケースが非常に多いです。
弊社でも、本当は協力したい気持ちはありましたが、なかなか理解が得られず、結局そのまま誰にも頼れずに売り上げが落ちていく会社を何度も見てきました。
そういう経験からも、必ずしもコンサルに頼る必要はありませんが、もし会社の状況が厳しいのであれば、誰かの意見を聞くことも大切だと思います。
相手の立場で考えているか
また、コンサルを信用しないひとの中には、相手の立場で考えられていないひとも少なくありません。
相手とはコンサル業者のことではなく、顧客のことです。
どうも今までの経験からも、コンサルを信用しないひとの中には、自分たちの利益ばかりを先行して考えてしまいがちな会社も少なくないのです。
結局、そのような会社は顧客から信頼を得られず、倒産に追い込まれてしまうことが多いのです。
何か、業者を一切信用しないのは、顧客も信用せず、また顧客からの信頼も得ていないような関係性があるように感じています。
我が強いひとほど、コンサルを疑いやすい
そして、我が強いひとほど、コンサルを疑う傾向にあります。
我が強いというのは、自分の考えに固執するようなひとのことです。
そのようなひとは、いくらこちらが提案しても、聞いてもらえることはありません。
また、どこか業者を見下すような形で、否定的なことばかり言われたり、節々に攻撃性が見受けられます。
このようになかなか自分の考えを曲げようとしないと、なかなか時代のニーズや変化に対応するのが難しくなってしまうのです。
「自分の考えが常に正しい」と思い込むことで、いつの間にか会社の業績も落ちていってしまうことがあります。
そして、考えていただきたいのが、「誰も信用できずに、良い会社、信頼されたサービスを提供できるのか」ということです。
独りよがりな考えに陥っていると、経営が厳しくなることは十分にあり得ることです。
会社を存続させるためには、経営者や働いているひとたちの考えが、ダイレクトに影響してきます。
状況打破するためにも、コンサルと信頼関係を築くことが大切
実際に、コンサルに相談するということは、現状で困っているはずです。
まずは、現状を真摯に受け止めて、他者からの提案も柔軟に聞く姿勢が大切と思われます。
また、会社を改善させていくためにも、コンサルとの信頼関係を築くことが大切です。
良好な関係があってこそ、様々な提案や意見交換をすることができます。
会社を良い方向に変えていくためには、柔軟な発想も大切です。
いろいろな考えをまずは聞いてみる姿勢があってこそ、時代のニーズや変化にも対応することができると思います。
世の中悪いコンサルばかりではない
「コンサルは詐欺」という偏った考えを持つひともいるかもしれませんが、世の中悪いコンサルばかりではありません。
また、詐欺のようなコンサルをすれば、ゆくゆくは立ち行かなくなってしまうでしょう。
もし、現状に困っているならば、改善していきたいならば、コンサルを信用してみることも大切です。
信用してもらえるからこそ、コンサル業者も様々な提案をすることができます。
「すべてのコンサル業者を信用してほしい」とは言いませんが、もし信頼できそうと感じるならば、現状の悩みなど思いの丈を伝えてみるのもいいのではないでしょうか。