デザイン面からSEO対策を試みることもあるかもしれませんが、正直に言うと、「デザイン面だけで施策を試みても、効果はあまり得られない」と思います。
デザインを変えるだけでは、SEO効果は得られない
実際に経験しているからこそ言えるのですが、いくらデザインをよくしようと変えてみたところで、あまりSEO効果は得られません。
これは実際にデザイン変更して効果を測ってみると、わかるかと思います。
デザイン面で考えられるSEO対策
デザイン面からSEO対策をしようとすると、下記のようなことが考えられるでしょう。
- モバイルファースト
- ページスピード
- ビジュアル的な見やすさ
- トレンドを取り入れたデザイン性
スマホでもサイトを見やすくしたり、ページ速度を早くできるように対策を練ったり、最新のトレンドを入れたデザインをすることもあるかもしれません。
確かにデザイン面からのアプローチも必要ですが、だからと言って、デザインを変えただけでは、十分なSEO効果は得られないのです。
見やすさは主観でしかない
また、見やすさやデザインの良さは、所詮主観的な見方でしかありません。
本人やクライアントがそれで良ければ、正解となってしまうわけです。
しかし、誰かがデザインを良いと言っても、他人からしてみたら、大して重要ではないこともあります。
避けたいのは、デザインにこだわりすぎて、デザインしかSEO対策を見れないことです。
これは、Web業界でよく起きてしまうことです。
Webデザイナーほど、デザインだけに執着しやすい
特に、Webデザイナーほど、デザインばかりに執着しがちです。
デザインばかり見ているひとは、「デザインを変えれば、SEO効果が得られるのではないか」と思いやすいのです。
また、デザイナーほど自身のデザインにこだわり、他のひとのデザインを否定的に見る傾向があります。
SEO対策で大切なのは「コンテンツ」
SEO対策は、デザイン面だけではなく、コンテンツがとても大切です。
いくらデザインが素晴らしくとも、中身が薄いとユーザーはサイトに来てはくれません。
もし、本当にSEO対策をするならば、デザインよりもコンテンツにこだわるべきなのです。
Webデザイナーはコンテンツをよく見ていないことが多い
実は、Webデザイナーほどコンテンツをよく見ていないことが多いです。
デザイナーは、どうしてもデザインばかりを見がちです。
もちろん、デザイナーなのでそういう見方も必要かもしれませんが、SEO対策をするならば、その見方では不十分です。
なので、もしWebデザイナーがSEO対策を試みたいならば、デザイン以外こそよく見た方がいいでしょう。
デザインだけにこだわるのはエゴかもしれない
SEO対策をするならば、デザインばかりにこだわり過ぎないことです。
サイトのビジュアルだけ変更しても、SEO対策としては限界があります。
また、サイトの見やすさは何度も言うようにひとそれぞれで判断が難しいです。
それに、デザインだけに執着するのは、本人のエゴでしかないかもしれません。
デザインばかりこだわるのではなく、もっとユーザー目線でデザイン以外も考えるべきでしょう。
デザイン面だけではなく、ユーザーに何を伝えられるか
もちろんデザインも大切ですが、デザインも含めてコンテンツで、ユーザーに何を伝えるかです。
今現在、デザインばかりこだわっている、もしくはデザインでのSEO対策をしようとしているならば、コンテンツこそ見直してみるといいでしょう。
「本当に、ユーザーに対して有益な情報を伝えられているのか」見つめ直してみることです。